日本の若者に足りない自己効力感
国際機関の調査で、よく海外の若者に比べて日本の若者は自己効力感が低いと評されます。
それは若者だけでないことは、残念だけれど、私たち日本人は痛感しているのではないでしょうか。
自己効力感とは、自分はやったらできるという気持ちや社会は変えていけるという手応え。
私はこの活動のゴールの一つは、多くの人がこの自己効力感を持てるようになったらいい思っています。
社会への閉塞感、不確実性への不安。
それらを、自らの手で、一歩踏み出すことで、乗り越えていけるのではないか、という可能性を、この活動を通して感じでもらいたいと思っています。
それが翻って、皆の元気やパワーに、やってみようという気持ちに、そしてその結果得られることに自己効力感を覚えてほしいとまで思っています。
それくらい、挑む壁は高く、皆に口を揃えて言われているから、出来るわけない、変えられるわけがない(貴女には)
そう、私には変えられないかもしれない。
でも皆でやったら変えられるかもしれない、だって、私たちの未来なのだから。
ほら、変えられる
そして、一つ朗報が。
今年1月、池田市の教育大綱へのパブコメを書こうという活動をしました。
▼詳細はこちら
https://grassroots-edu-blog.pages.dev/posts/2024_01_16/
その後、4月にその結果が発表されました。
普段、数件しか付かないパブコメは113件も集まり、しかも、基本的には変えられないと事前に言われていた内容のうち、私たちがこだわった3つに関しては、修正まで加えられていました。
私たちが主にこだわったのは次の3つです。
☀︎子ども基本法の追記
☀︎主体的・対話的で深い学びの追記
☀︎令和の日本型教育の研究ではなく、実践への明記
他にも、本当に多くの方が同じように声を上げ、パブコメを送って下さったように思います。
そしてそれがちゃんと、変えられないモノを変えていったのです。
もちろん、ここに追加されたからと言って、残念ながら、現場の先生の働き方や子どもたちの学びのあり方がすぐに変わることはないかもしれません。
でも、草の根です。
小さな積み重ねが、世界を、未来を変えていくのだと、信じた今日から、きっと変えられる。
6月は久しぶりに座談会を開催します。この活動に興味のある方、学校教育の現状などに興味のある方、ちょっと覗いてみようかな、のテンションで構いません。
ぜひお越しください。オンライン開催です!
申し込みはこちらから▼
https://forms.gle/vfu3JKSZAWDndRDK6
