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Site icon image行きたい学校プロジェクトの活動

木村泰子さんとの時間

木村泰子さんを囲む会を終えて

7/6(土)木村泰子さんを囲む会を池田市で実施しました。会場にはスタッフ、子ども含めて60名もの人が集まりました。いつも通り、みんなで作るこの場は、お手伝いをしてくれる子どもたちやスタッフの皆さんの力を借りながら。結局、撤収時間ギリギリまで終わらなかった会の片付けは、参加者の皆さんにもお手伝いいただきながら…。

参加くださった皆様、一緒にこの場を作り上げてくださって、本当にありがとうございました!

事前に私たちの活動の趣旨や想いをお伝えしていたこともあり、木村さんはその想いを汲んで多くのスライドを準備くださっていました。それは「学校のどんな仕組みや構造が変われば、子どもたちが普通に息が吸える学校になるのか」への木村さんの見てきたもの、変えてこられたものを出し惜しみなく教えてくださる内容でしたが(最後は時間がなく私も読み切れませんでしたがw)、私は、そのスライドに至るまでに木村さんが紹介してくださった数々の大空小学校でのエピソードがもうすでに答えであり、きっと参加者の皆さんの聞きたかったところが含まれていたのではないかと思いました。

インクルーシブ教育の文脈で言えば、どうしてもフォーカスされがちなのは「学校に行きたくない」と言っている側の子。「みんなの学校」の上映会後のアンケートや対話会でも「あの映画でフォーカスされていないクラスの子どもたちはどう思っているのかが知りたい」という声がいくつかありました。

その子どもたちの様子を語ってくださった木村先生。中には涙を流しながら聞いておられる方も。「学校で暴れている困った子」の周りにいるクラスの子どもたちは間違いなく、誰よりも、社会で生きていく上で必要な力を身につけて成長していました。それは相手の気持ちを想像する力、自分ができることを考え実行する力、困っている人に寄り添える思いやり、粘り強く話し合える力、答えがない問いに向き合っていく力。

そんな大人が溢れている社会を想像してみてください。

私は木村さんの物語から、だからこれは「みんなの学校」なんだと確信することができました。私たちは「仕組みや構造」に手を伸ばしながら、この物語を語っていく団体でありたいと思いました。

7月の座談会で続きを!

木村さんを囲む会に出られた方も、そうでない方も、ぜひこの物語について対話を重ねていきませんか?皆さんが、どの物語をどんなふうに感じられたのか、ぜひ聞いてみたいですし、ぜひ私たちの活動がその物語をどう実現していくのかを、一緒に考えてもらえたら嬉しいです!

興味を持っていただいた方も多くいらっしゃったので、7月も座談会は日程多めに設定しておりますので、ぜひこちらよりお申し込みください🔽

座談会では、私たちの活動を紹介させていただきながら、皆さんの興味関心について一緒に対話ができればと思っております。ぜひお気軽にお越しください!

https://grassroots-edu.pages.dev/join/discussion