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次のステージへ

方法はある、と言う話

公立小学校が、公教育が、子どもたちにとってもそこに関わる大人たちにとっても、もっと民主的で主体的で、自由と自由の相互承認の感度を高める場所であってほしいと活動を続けてきました。

その想いはどのくらい理解、共感を得られるのかすら想像つかず、座談会や上映会を続けてきました。

そんなの公教育ではない、もっと競争しあって機会を奪い合い、上意下達で上の者が言ったことは絶対で、前例踏襲でやったことないことなどするべきではない。そんな声が溢れていたら、きっとこの想いはただのユートピアなんだろうと、諦めようと。

そんな想いで続けた2年で見えてきたことは、時代は間違いなく進んでいて変わっていて、だからこそ皆、不安を抱えているということ。見たこともない未来に、皆、それぞれに手を尽くしているということ。

だから、イケると踏んだ。

公教育だって変われる。方法はある。

これはエコシステム

公教育がこのままでいいとは思っていないのは、国も同じで、令和3年には【令和の日本型学校教育】という指針を出しています。

そこで描かれている現状、予測される未来、そのために打つべき方針に、きっと反論する人はいないと思うという程、見事にびっしり描かれています。

ただ、その方針は未だに実現されておらず、各自治体任せで、きっとあと10年待てばそれらしい雰囲気は見えてくるのかな、という感触です。ただ、それらしい雰囲気はあくまで雰囲気であって、ここで本質を理解して取り組もうとするには、隣の自治体のマネ、では、結果、「ゆとひ」と揶揄された施策のように、本質を何も変えられず、円周率が3か3.14かの議論に終始してしまいかねません。

じゃあどうすればいいのか?

なぜできないのか?

そこに対する答えは、一つ。誰もやったことがないことだから、やり方が分からずに、皆、様子を見ているのです。

それでも先進的に取り組む自治体や学校もあります。世界で見ればもっと事例はあります。

だから、私たちはその先進事例やその研究内容をもとに、あるパッケージを考えました。

それは何か一つを変えることではなく、研修をしてマインドセットするだけではなく、学校という組織のエコシステムを根本から変えていくための施策のパッケージになっていると自負します。

もちろん、これが全てではないし、正解ではない。

けど、これを実行すれば、必然的に、子どもたちもそれを取り巻く大人も、学びのあり方が大きく変わると確信しています。

そこで次の座談会からはこのパッケージの説明をしていく機会にしようと思っています。そして、皆さんの声を聴きたい。

目指しているのは、対処療法なものではなく、イベント的なものではなく、一過性ではないものなのです。●●やったら、楽しそうなものを一回やってみる、ではなく、エコシステムそのものを変えていくためのパッケージ。

次の座談会に間に合うかw

メンバーの皆とここからさらに詰めていき間に合わせたいと思っていますので、ぜひ、座談会に聞きに来てください^_^