Site cover image

Site icon image行きたい学校プロジェクトの活動

草の根会議キックオフ!!

草の根会議がいよいよスタート!

ネーミングセンスを問う間もなくw無事「草の根会議」の第1回目を開催することができました。

池田市を中心に、多様な背景、スキル、価値観、想いを持った素敵な大人が10人。

ただ一つ「公立小学校の学びのあり方を一緒に考えてほしい」という目的と私たちの活動に共感してくれたことだけを共通項に、対話の場をスタートさせていただくことができました。

本当に、ご参加くださった皆さまに改めて感謝申し上げます。

キックオフから時間をかけて握り合いたいのは、私たちGRE メンバーで議論を重ねてきた仮説をテーブルに置いて

  • 学びのあり方の本質はそこなのか
  • それはどういうことなのか
  • それを実現するために変えるシステムのレバレッジポイントは何か

この辺りについて一緒に考えていこうと一肌脱いでくださったのが、メンバーがこの草の根会議にジョインしてくださった方々。

私たちの仮説は「対話の文化を学校の土台にしくことで、令和の日本型教育は実現できるのではないか?」ということです。

それを話し合っていくために私たちはもちろん「対話」という手段を選んで、次のようなグランドルールを簡易に決めて会をスタートさせました。

Image in a image block

令和の日本型教育が求める人材像を実現するためには、対話しかない

もちろん、下記の通り内閣府や文科省の出している資料にも「対話」は言及されていますが、私たちも何度も何度も資料を読んで、本読んで、話し合って、話聞きに行って、たどり着いた仮説はここ。

なんてことない。対話するだけ。

でも、私たちはあまりにも「対話」に慣れていないのです。

会話でなく、議論でなく、論破するのでもなく、迎合するのでもなく、対話。

でも、これは練習すればできること。

だからこそ、公立小学校は「対話をする場所」であってほしい。

私は草の根会議の対話の場を通して、本当に、対話の難しさを感じ、と同時に、その可能性とパワーをめちゃくちゃ感じた。

生まれてすぐ、私たち日本人は空気を吸うように民主主義という恩恵を浴びながら育ちます。でも民主主義は空気じゃない。皆が練習して、大事にして、育てていかないと崩れて機能しなくなってしまう恩恵なんだと思っています。

だから、対話で練習したい。

対話とは、教育とは、民主主義の土台を作っていくものだから。

ここの練習をなくして、空気のような当たり前の民主主義を未来に残していくことが難しくなってしまうのではないかという健全な危機感のもと、私は今日も夜な夜な、次の草の根会議を待ち遠しく思っています。

多様で、違って、でも、手を取り合えるって、本当に人類の至高の叡智。

Image in a image block
Image in a image block