Site cover image

Site icon image行きたい学校プロジェクトの活動

Most Likely to Succeed 上映会開催!

たくさんの出会いに感謝!

11月19日(日)に池田市保険福祉センターにて「Most Likely to Succeed」の上映会を開催しました。

30名近くの方にご参加いただき、上映会後には対話会を設けさせていただき、あっという間の2時間でした!

たくさんの新たな素敵な出会いと、また前回の「夢みる小学校」の上映会からご参加くださっているたくさんの応援のお声と、本当に一連の準備の大変さなんて一瞬で吹き飛ぶような時間でした。

対話会の時間では「こんな学校があったらいいけど、なかなか日本では、公立では難しいよね?」というご意見に「なんで難しいと思いますか?」と不躾な質問をたくさんぶつけてしまいましたが、短い時間でも、皆で「どうしたらいいんだろうね、課題が多すぎて…」という現場のお声を含めてたくさんいただき、できればこの対話会をあともう1時間ほど続けたい〜〜と思いながらの閉会ではありました。

「どうしたら実現できるだろう」

そこからしか全ては始まらないと信じて、一緒に考えて、できれば一緒に一歩踏み出していくような活動にしていきたいと思っています。

欲を言えば、この映画はもっとたくさんの人に見てもらいたかった。広報やスタッフ含め、今回は苦戦しました。。ぜひ映画の面白さも勿論ですが「どうにもならないことを、どうにかしていく」という現場に一緒に立ってもらう機会に、この活動を覗きにきていただければ嬉しいです!

Most Likely to Succeedの感想

上映会も終わったので、この映画から私が感じたことを3つ。

「失敗を受け止める」

この映画から私が感じたのは、失敗を受け止められる文化や社会って素敵だなということです。子どもが転ぶのも、つまずくのも、前に進めないのも、思わず「成功体験」をお膳立てしたくなる気持ちを堪えて、私たち大人は見守りたいし、社会そのものがそうであれば、もっと挑戦がしやすく、もっと楽しい世の中になるだろうにと思ってやみません。

「成功するとは?」

「成功体験」をさせることで「自己肯定感」を育みます。

よく聞くフレーズで、私も何ならこれまでの人生、その世界で生きてきているので、違和感なんて微塵も感じなかったこのフレーズ。

でもこの上映会を通して考えさせられました。「成功するとは?」

「学力は付くんです」

前回のきのくにでも今回のHigh Tech Highでも、子どもが生き生きと、教科学習でない学びの場に身を置いている映像を見ると、そんな学びに触れたことのない大人はサワサワします。「それでは学力がつかない」「テストでいい点が取れない」「いい学校に入れないかもしれない」と。

でも、この2つの映画でもはっきりと「学力は付く」と伝えられていました。そう、そこは不安に思う必要がないんです。

なのに、なぜ、大人はソワソワするのか。

それは「学ぶことが楽しいこと」だという経験を私たちがしてこなかったから。勉強とは、忍耐と根性を持って取り掛からないと成し得ない苦しくて辛いことだと、私たちは思い込んでいるのではないでしょうか?

だから、あんな楽しそうで、真剣な眼差しに、ソワソワしてしまうのではないか、と。

そう、学ぶとは本来、楽しくてしょうがないことなのに。